天理教
教区・支部情報ねっと 

大田調布支部 掲示板

この記事は2018年2月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。ご注意ください。最新情報は、左の最新年をクリックしてご覧ください。

【教区室】・東京教区創立110周年記念祭 立教183年4月4日

     ・啓発委員会(一れつきょうだい推進研修会2月19日大会議室

【布教部】・成人講座9月30日(予定)支部内講師を検討中

     ・全教一斉ひのきしんデー 4月29日、洗足池、目標:95名

     ・東京教区手配りひのきしん者の集い 2月12日 10時30分~(教務支庁)9名参加予定

【厚生部】・社会福祉課年頭集会に出席(社会福祉課・板倉課長挨拶、道友社社長・西浦本部員講話)

     ・本部車イス誘導ひのきしん報告(25日、26日):ひのきしん者(64名)、貸出車イス(262台)

     ・厚生部年間行事報告(まこと会総会11/3、三布連おつとめまなび総会8/25、介助夏季研修8/30,31、他

【教務部】・事務指導5月30日(大美町分教会)

【会計部】・教区記念祭お供 1000円

【婦人会】・例会:2月14日(日徳分教会)

【社友会】・手配りひのきしんの集い 2月12日 ひのきしん者2名 東京教区内手配り率:65.6%

【その他】・大田調布支部情報ねっとに支部内先生方の講話を掲載

     ・情報ねっとの活用を広げるために青年層向けのチラシを作成し認知度を上げる

【今月の講話】:大田調布支部長 稲葉美徳先生

    ≪若い人たちの幸せを祈って≫

  世間の常識では、幸せになるための努力が大切だというけれど、実は幸せになりたいとか健康になりたいと熱望する人は、幸せにも健康にもなれないのです。その理由は簡単で、幸せになりたいと願う人は、自分が不幸せだと思っているからです。健康になりたいと願う人は、自分の病気に捉われて抜け出せないでいるからです。病人さんの体調も様々ですが、今日は体調が良くてありがたいと少しでも喜べたら、その喜びが体の血の巡りをよくして、生きる力を引き出すのです。だけど、健康になりたいと思って一生懸命努力しても、心の中に病気を背負っていたら、不安や緊張に包まれて、病気から抜け出せないのです。幸せな家族、良い夫婦になりたいと祈り念じても、家族の欠点だけを見る冷たい目(心)では、良い家族になりません。しかし自分が温かい目(心)になったら、周りの人が温かい雰囲気になるのです。幸せになる道は「人は鏡」という教えです。誰だって「なんでこの人と私が一緒なのか」と思うけれど、実は自分の持っているものが相手に映っているのです。嫌な面だけ見たら、人の目(心)は冷たくなり、同時に相手も冷たくなる。けれども、この人と同じものを持っているんだと思った途端に、目(心)の冷たさが消えるのです。

≪私たちの体の道具 目、耳、口の使い方≫

 私たちは陽気ぐらしをするたに作られた人間であり、目も耳も口も、陽気ぐらしで仲良く助け合うための道具です。人の悪いところを見るのは陽気ぐらしではなりません。人の欠点の奥にあるその人の悩みだとか、悪い態度の裏にある気持ちや苦しみに目を向けてみたら、世界が変わってくるのです。耳は言葉だけでなく、言葉に込められた気持ちを聞く耳なのです。口は人の欠点を指摘するのでなく、欠点がある中での頑張りに「ご苦労様です」と、温かい言葉をかける口なのです。道具の使い方を間違えると歯車がかみ合わなくなります。例えば、子供のテストの成績の九十点をどう評価するか。間違いだけを取り上げて「百点じゃないの!こんなに間違ってるじゃない」と言われれば気持ちが萎えてしまう。だけど正解した処に目を向けて、「すごいね!九十点も取れたのか!」と言われたら、勉強をやる気が湧いて、正解が増える。「一生懸命勉強したんだな!ご苦労さん」との言葉が陽気ぐらしであり、それが私たちのかしもの・かりものの教え、人間が幸せになる道なのです。       

 

 


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