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全国大学ラグビー選手権で、佐藤慶選手(岩室分ようぼく)が大活躍

この記事は2019年1月に掲載されたものです。
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 今シーズンの大学ラグビー。天理大学は圧倒的な強さで関西Aリーグで優勝し、関西代表として大学選手権に出場。準決勝は9連覇中の帝京大学戦。王者帝京を寄せつけず29対7と完勝しました。      
 決勝も手に汗握る好ゲーム。もうあと少し‼ 最後の追い上げは  実らず、17対22で惜敗。しかし見事な準優勝でした。
 天理大学の7番フランカーは、4年生の佐藤慶選手(中越支部・岩室分 ようぼく 写真①右上)。フォワードとしては167センチと小兵ながら、写真のようにグランドを機敏に駆け回り、ディフェンスでは、低く、刺すようなタックルで相手の攻撃の芽を摘み続けました。
 決勝戦後、佐藤選手は、「沢山の応援、サポート本当にありがとうございました。悔しい結果に終わりましたが、最高の仲間と最高に楽しいシーズンでした。本当にありがとうございました。」とコメントを寄せてくれました。
 佐藤選手は、岩室分教会・佐藤満会長のお孫さん。教会で育ち、小学生の頃はジュニアチームでラグビー。岩室中学ではバスケットボール部で活躍しました。
 そして高校は天理高校。「天理でラグビーがしたい」。あこがれのラグビー部に入部。ハードな練習、慣れない寮生活、環境、早い関西弁に圧倒されながらも泣き言一つ言わず、ほとんど新潟に帰る事なく練習を続けたそうです。
 練習に練習を重ね、2年生でレギュラーの座をつかみ取り全国高校ラグビー選手権に出場。更に天理大学に進み、U-20日本代表までに選出されました。しかし、大学2年の時、ジュニアジャパン遠征で肩を負傷。春に手術し、秋に復帰する苦しいシーズンとなりましたが、挫けず地道に努力し練習を重ね、遂に今年天理大学の中心メンバーとして準優勝を勝ち取りました。
 佐藤選手は、今春卒業後トップチャレンジリーグの栗田工業でラグビーを続け、更なる飛躍を目指します。 


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