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「家族への支援~子どものおたすけ~」 ひのきしんスクール教区開催

この記事は2019年6月に掲載されたものです。
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 5月19日、新潟教区厚生部(中村一之部長)は教務支庁を会場にひのきしんスクール「家族への支援~子どものおたすけ~」を開催。31名が受講した。
 講師に日野修一氏(弁護士・朝倉・日芳分教会ようぼく)、新田恒夫氏(蘇我町分教会長・NPO法人スペース海代表)、白熊繁一氏(ひのきしんスクール運営委員)を迎え、各講師とも、実体験に基づく胸に迫る講義を行った。
 第1講「子どもを取り巻く現代の家庭事情」では、離婚から生じる子ども達への影響を日野講師(写真右)が弁護士の観点で実例を上げて説明。現実に起こる問題点を説いた。第2講「不登校や障がいのある子どものおたすけ」では、重度の障がいを持つ子供の父親である新田講師(写真中央)が、子どもを育てる中での葛藤や苦悩を赤裸々に語った。更には、その苦労を通し、どのような状況の中でも喜びを見いだすことができ、たすかりへとつながると力説した。
 第3講「里親を通じてのおたすけ」では、白熊講師(写真左)が、里子たちとの関わりの中から、どうしたら子ども達に思いが伝わるのかとの葛藤を通して、実は相手に求めるのではなく、自分自身の心を改め、神様にもたれる心を定めさせて頂くことが大切なのだという思案にいきつき、「人の子を預かって育ててやる程の大きなたすけはない」「世話さしてもらうという真実の心さえ持っていたら、与えは神の自由で、どんなにでも神が働く。案じることは要らんで」との教祖のお言葉をあらためて心に治めることができたとの思いを披歴した。
 3人の講師の生々しい講義に受講者は真剣に聞き入り、大変有意義なひのきしんスクールとなった。


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