天理教

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レポート32

【住吉支部】
4月30日、長居分教会を会場に、役職改選に伴う「住吉支部 躍進の集い」を開催した。新旧支部長のあいさつの後、新人事の紹介ならびに分掌の把握を行い、よろづよ八首を総立ちで勤めた。
窪正浩支部長は「それぞれが与えられている立場、役割はさまざまであるが、どの役割も陽気ぐらし世界を実現するための大切な御用であり、その一役を担っているという喜びと誇りを持って、教祖140年祭を喜びいっぱいの心で迎えられるよう支部活動の上にもつとめさせていただきたい」と話した。(村上 慎)


【城東支部】
4月11日から2泊3日の日程で、能登半島災害救援第14次隊が石川県珠洲市へ出動した。今回参加した5人は、65歳の私が最年少という過去一番の高齢メンバーだったが、ちょうど見頃を迎えた奥能登の桜を愛でながら、災害救援ひのきしんにいそしんだ。
ひのきしん初日の12日は、昨年9月の豪雨の折に若山川が氾濫した珠洲市若山町の農地にて、用水路に流れ込んだ土砂を取り除く作業を終日行った。被災した農地を多く抱える有限会社「すえひろ」は、県内隋一の140ヘクタールを11人で営農する農業生産法人。昨年元旦の地震で、農地が段差、ひび割れ、液状化などの甚大な被害を受けた。早期復興をめざし、資金投入して農地修復に取り組むさなか、9月の豪雨で多くの農地が水没。二重被災の憂き目に遭遇した。
第14次隊のメンバーは、「すえひろ」従業員の政田将昭さんの指示のもと、農業ボランティアに参加した若者たちと共に、川底に堆積した土砂をスコップで農道脇にすくい上げる一方、すくい上げた土砂を小型ダンプに積み上げて集積地へと運んだ。ひたすらスコップで土砂をすくう単純作業は、腕力だけでなく足腰も酷使するため、今回の高齢メンバーには相当きつかったが、気力を振り絞り、薄曇りのお天気にも助けられて、午後3時頃には予定の作業を終えることができた。
この日は奇しくも、約1カ月を要した用水路整備の最終日。作業を締めくくるあいさつの中で政田さんは、「被災復興の中でも、農業について言えば、課題はまだまだ山積しているが、今日こうして作業を終えて、崩壊した用水路に水が流れるのを見ることができて大変嬉しい。皆様方のご支援のおかげで、一歩前へ足を踏み出す力を与えて頂いた」と感謝の思いを披歴された。
またこの日は、ひのきしんセンターの手配により、センターがある北乃洲分教会にて宿泊。夕食時には、同宿する埼玉教区の災害救援ひのきしん有志の人たちとも交流があり、過去のひのきしん話で盛り上がるなどエールを交わした。その中で、埼玉教区青年会が作成したTシャツの背中に描かれた「陽気心」に「ひのきしん」とルビがふられているのを見て目から鱗、シンプルに感動した。確かにひのきしんは、親神様によって生かされている喜びに裏打ちされた、陽気な心がなければ長続きはしない。城東支部の災害救援ひのきしんが、代を重ねて30年にわたり続いてきた原点は、まさにここにあるのだと納得したのである。
最終日は、珠洲市宝立町にて自費解体される家の所有者の要望で、家財道具の運び出しを行った。小雨が降る中、埼玉教区川越支部や東濃大教会の災害救援ひのきしん有志の面々と共に、畳、家具、陶器、ガラス類などと手際よく仕分けて、軽トラ3台に積み込み、廃棄場へ数往復を重ねて、午前で作業を完了した。 (若林 学)
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【三島支部】
三島支部では、5月3・4日、髙槻分教会を会場として「ミシマ・ミュージック・フェスティバル」を開催した。この行事は、地域音楽イベント「高槻ジャズストリート」に合わせて支部が独自に開催しているもの。髙槻分教会周辺がそのメイン会場となっていることもあり、支部としても文化活動の発表の場を作るとともに、「高槻ジャズストリート」に来訪する大勢の幅広い音楽ファンに対して、教会を訪れ教えに触れてもらえる場を作ることを目的として毎年開催している。
今回で6回目の開催となり、特設ステージでは、鼓笛隊・雅楽・有志によるバンド演奏など多彩なプログラムが披露され、また、飲み物や食べ物などの模擬店、バザーなどの催しも企画された。
雅楽の「奏楽」や煌びやかな衣装を身にまとった舞人が登場する「舞楽」、元気いっぱいの子供たちによる鼓笛隊の演奏やバトン演技、バンド演奏などに来場者からは度々大きな拍手や歓声があがった。
両日とも好天に恵まれ、約1千600人を数えた来場者には、にをいがけのメッセージを盛り込んだプログラムが配布された。(久保昭以智)
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