天理教
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支部長岡部 順
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教会日徳分教会
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今月の講話

  • 2018年03月30日 (金)

≪今月の講話≫ : 大美町分教会 稲葉美徳先生

【老いがあるからこその若い人の親孝行】

 老いとは歳を重ねた結果で、お正月が来れば「明けましておめでとう」と言います。しかし自分の力で歳を取れる人は居らず、歳は授けて頂くものなのです。いかに歳を重ねて顔の皺が増え、姿勢も変わって体力が落ちる現実であっても、歳を重ねる事は本当に苦しみなのでしょうか。

 親神様は陽気ぐらしをさせる為に人間を造られたという『元のいんねん』から考える時、歳を重ねて体力が落ちることを、どの様に受け止めたら好いのでしょうか。教祖の教えからすると、それは人間に陽気ぐらしをさせる為なのです。後から来る人に親孝行をさせたり、徳を積ませてお互いの運命を良くする為に、親神様は先を歩む人の体力を少しずつ落としてくださるのです。老いの意味を含めて、困ったことの意味を真剣に受け止めているのかと問うているのが、この度の春の大祭の真柱様のお言葉だと思います。

 例え体力で人を助けることは出来なくても、心で人を助けることは出来るのです。例え子供が居なくても理の親子があり、後から付いてくる人達に徳を積ませ、相手が勇んで人の為に働いてくれる様になる。それが相手に徳を積ませることになるのです。どんなに体力が無くなって支えてもらう立場になったとしても『ありがとう』の一言で陽気ぐらしが出来るのです。

【病の意味は助け合いへの手引き】

 なぜ親神様が人間に病を下さるのか。みかぐらうた十下りには『病の元は心から』とあります。この意味を理解するには、『陽気ぐらしの元のいんねん』が大切だと修養科一期講師で実感しました。

 修養科の私のクラスでは、特別な病気も無く元気で、三十年前から女手一つで子供達を育てて来た人が居られましたが、その方が突然に体調を崩し鬱になりました。真面目で努力家でね本当に素晴らしい人が、「何故、私はこんなに苦しい目に合わなきゃいけないの」と泣くのです。私は『病のもとは心から』の授業をする時に、貴方の心違いが悪いから病気になるとは言えませんでした。

 だけど、その人の話を聞いて分かりました。本当に良い人で、素晴らしい努力家だけど、女手一つで一生懸命に家族を養う立場なので、逆に家族に支えてもらうことが無いのです。どんなに良い人でも、親神様は独りぼっちで頑張るのではなく、家族が家族らしく、互いに助け合って暮らしてほしいから、身上を見せて陽気ぐらしへ導いて下さるのです。

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3月月例ひのきしん報告

  • 2018年03月13日 (火)

3月11日に洗足池に於いて月例ひのきしんが行われました。当日は東日本大震災発生から7年目を迎える日であり、また前日の3月10日は東京大空襲の日でもありました。大田調布支部副支部長(布教部)の奥山哲夫先生より両記念日について、体験話(東京大空襲は4歳で体験、東日本大震災は被災地を視察)をお聞きしました。ひのきしん終了後に全員で被災で亡くなられた御霊様に黙祷を捧げました。(参加者:27名)

 

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【お知らせ】

4月29日は「全教一斉ひのきしんデー」の日です。大田調布支部では例年通り洗足池公園周辺の清掃ひのきしんを行います。時間は9時~11時30分です。大勢の参加をお待ちしています。

 

 

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