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金山雄大 教区長 年頭挨拶

この記事は2022年1月に掲載されたものです。
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立教185年の新春を迎えさせていただきました。

旧年中は、教区内の皆さま方には、地域活動の上にお力添え、お心寄せを賜り、誠にありがとうございました。

昨年も一昨年から続いて、コロナ禍に見舞われた1年となりました。そうした年でありましたが、さまざまな制約がある中を、感染予防と創意工夫を重ねて、今できる活動を展開してくださった教区・支部の各部・各会の皆さま方にはこの場をお借りしてあらためて御礼を申し上げたいと思います。

さて、新しく迎えた本年は、「全教一斉ひのきしんデー」が提唱されてから90年になる年であります。おちばより「全ようぼくへ案内を届ける」ことを目指し、教会長・布教所長は所属のようぼく・信者の方々すべてに責任をもって案内をし、地域からは、系統を越えた強力な声掛けをお順いしたいとの発表がありました。

こうした声を聞き、私は自教会の前会長であった父の事を思い出しました。それは、父が会長在職中に毎年「全教一斉ひのきしんデー」が近づいてくると、当時『天理時報』に掲載されていた会場一覧から所属のようぼく信者が住んでいる地域の会場を拡大コピーして、そこに赤線を引いて参加カードとともに小まめに郵送していた姿でした。細かい作業でしたが、毎年欠かさず教会から離れた地域に住んでいる方々にも一筆を添えて参加を促していました。はずかしいことですが、当時の私は、そうした父の姿を見ながら、ようぼく家庭には『天理時報』が毎週届いているのだから、それを見れば済むことなのに…と思っていました。しかしながら、こうした細やかな心配りこそが丹精なのだと教会をお預かりする立場になってあらためて感じ入っている次第です。

昨年、一昨年とコロナ禍により2年続けて会場を設けてのひのきしんは中止となり、今年もコロナの感染状況次第で、どのような形のひのきしんデーになるのかはわかりませんが、今一度、今年の「全教一斉ひのきしんデー提唱90年」に向けて、「全ようぼくへ案内を届ける」ということを念頭に教会長も布教所長もこぞって所属ようぼくに声を掛けさせていただき、各支部におきましては、その後押しをお願いしたいと思います。

教区管内の皆さま方には、本年もよろしくお願い申し上げます。

(京都教区報/立教185年1月号より)


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