天理教
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支部長藤田 正義
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教会倉敷市分教会
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言葉一つ

  • 2023年09月08日 (金)

 ○今月の「言葉一つ」
 令和5年9月4日
「やさしい心」支部長 藤田正義
 稿本教祖伝逸話編の「一二三 人がめどか」に、
「教祖は、入信後間もない梅谷四郎兵衞に、「やさしい心になりなされや。人を救けなされや。癖、性分を取りなされや」と、お諭し下された。生来、四郎兵衞は気の短い方であった」とあります。
 大阪で、腕が良いと評判の左官業を営んでいた梅谷先生は、人づてに生き神様の噂を聞いて、明治十四年二月、初めておぢばに帰られました。お屋敷で取り次ぎから聞かせて頂く神様の話に感動し、ただちに入信されました。
 入信直後から熱心におぢばに勤め、明治十五年五月の「かんろだい」の石出しひのきしん、明治十六年には「御休息所」の壁塗りひのきしんをされていて、その時に、教祖から声をお掛け頂いたのであります。

 「やさしい心になりなされや」とは、誰とでも合わせていく事ができる、丸い心ではないかと思います。優しい心になるということは、日々の生活の中で、折につけ事に触れ「ありがとうございます」といって感謝を忘れず、どんなことに対しても喜ばせていただく。
 自分にとってうれしいことは誰でも喜びます。たとえ都合の悪いことであっても、そこを「ありがとうございます」といって喜ぶ心、それがひいては優しい心を育みそだてる事になるのではないでしょうか。

 次に「癖、性分を取りなされや」とは、いつも自らを省みて反省できる、低い心ではないかと思います。なくて七癖とも申しますが、やはり一人ひとりの癖性分は、なかなか取ろうと思っていても、取りにくい。しぶといものであります。
 そのしぶとい癖性分をとろうと思ったら、どんなときも「申し訳ありません」「すいませんでした」と、素直にお詫びの出来る心を忘れない。たとえ自分のことでなかったとしても、我が事として受けとめて、言い訳をせずに謝れる。それが癖性分をとることになるのだと思います。

 そして「人を救けなされや」という心は、どんなことでも「はい」と素直に受ける心だと思います。
 私たちがよふぼくとして「どうでも、この人に救かっていただきたい」と真実に願うとき、その願いを聞き届けて頂くためには、やはりどんな時でも、どんな事でも、「はい」とご用を受ける素直な心を、日頃から培っておくことが大切だと思います。会長様から声をかけて頂いたときに、損得や好き嫌いを考えることなく、まず「はい」と受け止める。
 なかなか難しいことかも知れませんが、それでこそ、「さあ」と言う時に、真実に願うまことの心が、教祖にお受け取り頂けるものだねとなり、ひいては、人をたすけさせて頂くことにつながっていくのではないかと思います。

 この逸話があった明治十六年頃には、すでに天理教に対する官憲の取り締まり厳しく、先人達は反対攻撃のなかを、それこそ命がけでお通り下さった。そんな中に頂いた教祖のお言葉。どれほど真剣な気持ちで、そしてうれしく、有難く受け取られたことでしょう。それは取りもなおさず、只今の道を歩む私たちにとっても、大切な角目ではないかと思うのであります。
 日々をやさしい心で通らせて頂きましょう。

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