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大田調布支部 掲示板

4月25日に陽気ホールが開催されました社会福祉大会に出席しました。

結論から話しますと、「人生でこんなすばらしい一日があるのか」。すごい体験をしてきました。

特別講演は脚本家 久松真一氏です。九州の教会子弟として生まれ、天理高校、天理大学、道友社3年勤務の後、27歳で脚本家 倉本聡氏が主催する富良野塾に入り、2年間倉本氏の下で学びました。

 1991年にデビュー以来、33年に亘って数多くのテレビドラマ、映画、舞台の脚本を執筆。2004年、NHK地域発ドラマ「玄海 わたしの海へ」が放送文化基金賞、映画「64 ロクヨン」日本アカデミー優秀作品賞。

 2021年~2022年に放送された「生きて、ふたたび 保護司 深谷善輔」(舘ひろし主演)が大きな反響を受けた。

 久松氏の講演内用の中心は、離婚してシングルファーザーになって3人の子育てで、仕事もできない、「いっそうのこと、死んでしまいたい」と自殺を考えていた時に、天理高校のコーラス部の同級が癌であるとの連絡を受けて、そこから毎週、おたすけに通うことになった。

当時のコーラス部員が26日の月次祭終了後にお願いづとめが始まった。久松氏も懸命におたすけに通ううちに、ふと、振り返ると元のように脚本が書け、子育ても出来ていることに気付く。その後、余命わずかな友達は、たくさんの真実をもらって、2年間命を長らえることができたとのこと。

 脚本家が自分の体験から、神様のご守護「人たすけて我が身たすかる」の実体験をした講話。途中に諭達の拝読も少しあり、もう、それは脚本家の講演ではなく、一人のようぼくのおたすけ話でした。久松真一というようぼくの仕事が脚本家であると理解するべきものでした。脚本家が原稿を書いて話すので、話しが横にぶれない。

 まったく1時間半聞き入りました。

 もう、これまで聞いたことがない、例えようもない、すばらしい講演でした。

そして、午後は視力障害者布教連盟主催の映画「桜色の風か吹く」を視聴しました。

 道友社からも出版せれている全盲ろうの福島聡氏の生い立ちのの映画です。福島先生が子どもの頃に視力を失い、高校生の頃には聴力の障害が発生。本人、両親、兄弟が障害を受け入れ、真剣勝負で家族の絆を守る内容です。話しの中心は福島先生のお母さんです。お母さんが指点字で息子さんと会話をすること始め、福島先生の気持ちが晴れて、大学に進学、さらに大学教授へと人生を上っていくヒューマンドラマでした。

 こんな映画見たことありません。お母さん役の主演、小雪さんの白熱の演技に圧倒されました。2時間泣きっぱなしでした。

 4月25日は午前9時から東京教区厚生部より社会福祉課宛てに車椅子を10台寄贈しました。今の立場をいただいているので、同席させていただきました。 上述の通り「人生で、こんなすばらしい一日があるのか」、本当に心に残るすばらしい一日をおぢばがえりで体験させていただきました。

 


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