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布教部 教理勉強会報告

  • 2026年10月27日 (火)

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9月13日、「綿のお話と木綿ここころ」と題して梅田正之先生を講師にお迎えし教務支庁を会場に勉強会を開催しました。

第一講は、梅田先生の木綿との出会い、綿の栽培を始めて18年のみちすがらを伺いました。大変なご苦労の中に出会った木綿。ではありますが、出会うべくして出会った木綿だったと受講して感じました。

綿との出会いと「はまゆう庵」誕生

先生が新規就農の審査会直前に綿の講習会の新聞記事を見て「綿や!(わたや)」と直感的に思われ、中山家の屋号「綿屋」、教祖の糸紡ぎに通じる広がりを感じたそうです。面白いのは奥さんにこの事を相談した時に「賛成はしません。でも反対はしません」と返答され2008年「H.A.M.A木綿庵」を開設されたそうで、「賛成もしない、反対もしない」。奥行のある懐の深い心から出た言葉だと思いました。

第二講では、おやさまのお姿があった当時の大和の木綿の歴史について学びました。この事は教祖のお言葉の意味理解に大変重要なお話しでした。綿のスペック、大和の風土、大和の人々の暮らし、当時の当たり前。特に注視するべきは「当時の当たり前」のお話しでした。

教祖は教えを人々に伝える上で「譬え」を用いていました。譬えの対象が相手に共有されていて、容易に理解できるように、気付けるように私達も日常とうぜんのように使っています。その事に改めて気付かされました。

また、実際に綿花から糸ができるまでの工程を会場で披露して下さったことは大変貴重な体験となりました。

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第三講では、一講、二講を踏まえた上で、

「木綿のような心」とは

綿は捨てるところがなく、最後まで役に立つ素材。 どんな状況でも「嫌だ」「もうダメだ」ではなく、 その場で自分を生かし切る心。 特別な才能がなくても、その人にしかできない役割がある。 命ある限り「まだこれならできます」と心を尽くす姿勢。 市兵衛夫婦が木綿しか着なくなったのは、その心を生涯刻むためだったのではないか、と梅田先生の信仰から導かれた悟りを聞いて、「あ!」と核心的な思召しだと感じました。

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※当時は灯りをともす油に使っていましたが、今は精製技術が進歩して食用もできるそうです

 

【参加者のふりかえりを整理してみると】

1.実施概要

今回の勉強会では、「麻と絹と木綿のはなし」を中心に、実際の綿花栽培や糸づくりの工程を交えた講話が行われました。参加者アンケートを集計した結果、講話内容への満足度は高く、信仰実践や人のたすけ合いについて改めて考える機会となったことがうかがえました。


2.講義に対する評価

参加者全員が複数の時間帯を選択しており、特に3時間目への評価が高い結果となりました。

全体を通して、各講義とも満足度が高く、内容が相互に関連しながら理解を深める構成であったことが評価されました。


3.梅田先生の農園見学について

参加者全員が見学に前向きな意見を示しました。

綿花栽培の現場への関心が高く、講話内容を実際の体験と結び付けて学びたいという意欲が感じられました。


4.糸になる実演について

実演に対しては、綿花から糸ができるまでの工程への驚きや感動の声が多く寄せられました。

主な意見は次のとおりです。

  • 一本の糸へと変化していく過程が不思議で興味深かった。
  • 内綿や縦糸、横糸など、それぞれが異なる役割を担っていることを学んだ。
  • 昔の人々の知恵や工夫の素晴らしさを改めて感じた。
  • 想像以上に手間のかかる作業であることが分かった。
  • 綿花から衣類になるまでの一連の流れを知ることができた。

単なる技術紹介にとどまらず、「一つのものが出来上がるまでには多くの働きがある」という学びにつながっていました。


5.「麻と絹と木綿のはなし」からの学び

参加者の感想からは、「木綿」に象徴される生き方への共感が多く見られました。

主な受け止め方として、

  • どのような状況でも人をたすける働きができる存在になること。
  • 出来ない理由を探すのではなく、出来ることを見つけて実践すること。
  • 誰もがそれぞれの役割を持ち、不要な人はいないこと。
  • 日々の苦労や経験が、人を理解し寄り添う力となること。
  • 信仰は特別なものではなく、日常生活そのものの中で実践されること。

などが挙げられました。

特に、「綿花の栽培から収穫、糸紡ぎ、機織り、そして最後は土へ還るまで、一つとして無駄なものがない」という話を通して、人もまた互いに支え合いながら生きていることを実感したという意見が印象的でした。


6.心に残った言葉・学び

参加者から寄せられた印象深い言葉や学びとして、次のようなものがありました。

  • 苦しい経験は宝となり、相手を理解する助けとなる。
  • 悩んでいる人には、まず寄り添うことが大切である。
  • 年齢に関係なく、その時々に果たすべき役割がある。
  • 身上を返すまで、人のためにできることがある。
  • 出来ないではなく、出来ることを探す。
  • 今できる働きを見つけて実践する。
  • 誰一人として不要な人はいない。
  • 人は互いにたすけ合いながら生きている。

また、梅田先生の長年の経験からにじみ出る優しさや温かさに共感する声も複数寄せられました。


 

7.まとめ

今回の勉強会では、「麻・絹・木綿」のたとえを通して、人それぞれの役割や働き方、そしてたすけ合いの大切さについて学ぶことができました。参加者からは、綿花の栽培から糸づくりに至るまでの実演や講話を通じて、「誰もが必要とされる存在であること」「今できることを精いっぱい務めること」の大切さを改めて実感したとの声が多く寄せられました。

また、農園見学への関心も高く、参加者にとって信仰と日常生活を結び付けて考える有意義な学びの場となりました。

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