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この記事は2023年3月に掲載されたものです。
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伊東誠(いとう・まこと)ひのきしん部長

私の教会は、私たち家族が住まわせて頂いているのですが、両親と私たち夫婦と子供6人の10人で教会生活をしております。10人の中に2月の誕生日が4人おりまして、どれだけ固まっているんだという家なんですが、1人ずつの誕生日を祝う余裕も無いので、1日でまとめてお祝いをさせてもらっています。

そんな中で、2月23日に5歳になる次男がいるんですが、別日で祝っているので、何もない誕生日を迎えました。5歳になった誕生日に何か喜べることをしてやりたいな、と思いまして、お肉が好きな次男のために、小さいパックの上質のお肉を買って食べさせてやろうと思い、買ってきて、私の好みのちょっとレアくらいに焼いたものを食べさせてあげました。そうしたら、ものすごく喜んで、「うまい、うまい」というてペロリと食べてしまいました。一切れくらい頂戴よ、というもの気にせず食べました。

よい誕生日にしてあげられたな、と思っていたのですが、次の日、保育園に行く道中で、消化不良なのか突然もどしまして、体調不良になってしまいました。妻からは、「あんな肉食べさせるからや」と言われ、ちょっと険悪なムードになりかけたのですが、よく聞いてみると、保育園の方で胃腸炎が流行っているということだそうで、そういったこともあってもどしたというもあったんです。

家では同じ保育園に2人通っているのですが、もう1人の子も下痢をしたり、調子が悪くなったりして、保育園も大変やなあ、と思いながら、26、27日とおぢばで御用がありましたので、おぢばにいて、教会に帰ってきました。そうしたら、子供たちがみんな体調不良になってまして、学校も休まないといけないという状況を見せられました。

年祭活動、勇んで勤めているんですが、子供たちにこれほど見せられるのかという中に、親神様からの何かがあるんだろうなと考えていました。次の日に、妻がおぢばで御用があるので、2人は学校を休む、また2人は保育園に行けないということで、子供たちを見てました。自分の中では納得いっていないこともありながら1日を過ごしていたんですけれども、その日の夕方に妻から、「事故を起こした。電車で帰って来る」と電話が掛かってきました。本当に見せられているなあと思った時に、コロナであったり、インフルエンザであったり、仕方ないような病気にかかってりいる子を見てた時に、自分はおさづけを取り次げてなかったな、というのをふと思いました。

親神様にこんだけ勇んで通ります、と申している時に、なかなかおさづけも取り次げてなかったと気付きまして、親のさんげで子供の身上はおたすけ頂くと聞かせてもらってますので、夫婦でどういったことなのかな、ということをしっかりと話し合って、悟り、その日はおさづけを取り次がせてもらいました。夫婦の擦れ合いで子供たちは熱が出ることもある、夫婦は擦れ合っていたらあかんのやなあ、ということも見せられました。相手の言うことが納得できない、そういった部分に子供たちの消化不良を見せられる。ぶつかるような言葉遣いをしているから、奥さんがぶつかって帰ってくる。そのようなことを見せられたなあ、と反省しておりました。そういった中で心を切り換えて、おさづけを取り次いで、次の日になったら、不思議と子供たちは元気になって学校に行ったんです。

本当にありがたいことで、旬というのは、正に色んなことが起こってくる旬であり、また色んなことがたすかってくる旬だなということを教えられたように思います。ですからこそ、この年祭の三年千日を勇んで、おたすけ、そしてにをいがけをさせて頂くことで、色々また見せて頂けるんだなと体験させて頂いたここ何日かでした。年祭活動三年千日、勇んで共々にやれたらと思います。


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