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右京支部 掲示板

この記事は2023年3月に掲載されたものです。
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南 美好(みなみ・みよし)福祉担当

昨年の夏のある夜に、急に左奥の歯が痛み出しました。コロナ禍でもあったので、歯医者さんに予約を入れるのですが、「半月先まで予約がいっぱいで、すぐには診れません」とのことです。虫歯やろなと思って、早く診て頂ければとキャンセル待ちをお願いしたところ、その日の内に、「今日の最終の診察ですが空きましたので来られるのなら」とお電話を頂き、飛んで診てもらいに行きました。

しかし、お医者さんは、「これは虫歯やないので時間がかかりますよ」と仰います。実は、歯の正面が擦り減って知覚過敏を起こし、また、歯茎が痩せてきて、力が加わると歯自体がちょっと動くそうで、それによって痛みを伴うのだということでした。「歯を食いしばったりしてないか?」「片方で物を食べたりしてないか?」と尋ねられます。

私は、運転している時とか、普通にしている時も、何かあったら歯を食いしばる癖がありまして、「思い当たることがあります」と先生に申し上げると、「なるべく歯を食いしばらないようにして下さい」「噛む時はうまいこと嚙み分けてして下さい」と仰いました。それと共に鏡を見せて、「上の歯と下の歯と噛み合わせてみて下さい」と仰います。カチカチカチと噛み合わせるんですけれども、よく見ると歯の中心がズレているんですね。休む時なんですが、上向いて寝ることもあれば、横向いて寝ることもあって、ほっぺたを枕で押さえつけたりして寝ていることが多々あるなあと思いまして、そのことによって、上の歯と下の歯がズレてしまい、顎の骨がズレてしまっていました。

お医者さんに言うて頂くまで、自分の歯の噛み合わせがそんなにズレているなんて、思いもしませんでした。本命の治療としては、「薬を出しますので、その薬を塗って家で噛み合わせの練習をして下さい。それと食いしばらないことね」と言うて頂いて、それから2ヶ月半、痛みと闘いながら、歯の噛み合わせの矯正をするんですけど、ズレているものを元に戻すというのは、ものすごく痛みを伴いまして、顎の骨と頬骨、頬の筋肉が痛くて、頭も痛くなるし肩はこるし、背中までパンパンになって、それでも「痛み止めを飲んでも痛みは治まらないから、炎症を起こしている訳ではないから痛みは治まりませんよ」と聞かせて頂いておりましたので、御供さんを頂いて、シップを張りまくっておりました。そして、歯の使い方だけではなくて、自分自身の心とか行いというのが、神様に対してズレてるんじゃないかなと思い返させて頂くと、ついつい日常、あれやらなあかん、これやらなあかんとか色んなことがあったり、また、これくらいちょっといいいかなという気の緩みもあったりして、神様の目から見たら、随分ズレてるで、とお知らせ下さったんじゃないかなと思うと、本当に反省反省の日々です。

おかげさまで、2ヶ月半経って歯の痛みは治まって、歯の噛み合わせも元に戻ってきました。ただ、日々の行いはどうかというと、知らず知らずの内にどうしても癖が出てきてしまって、まだまだズレがあるな、そうしてきている毎日です。心や行いをしっかりと直させて頂いて、教祖140年祭三年千日をしっかりと神様目標に、教祖のひながたをしっかりと心に治めて通らせて頂かなあかんなとつくづく感じさせて頂いている今日です。

歯の噛み合わせは戻ったんですけど、口角の位置が戻らないので、今はマスクをしているのでいいんですけど、もうすぐマスクを外すようにとなった時に、口角の位置がきっちりと上がるように、いい笑顔で皆さんとお話しさせて頂けるように、上げていかなあかんなと思わせて頂いております。


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