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粟津 昭美(あわづ・あけみ) 人権啓発(副担当)

昨年秋季大祭において、諭達第四号をご発布下さり、教祖140年祭に向かう三年千日がスタートし、この度御本部主催の「ようぼく一斉活動日」が10月29日に第1回目として実施されました。

私自身が4月24日から3か月間、教養掛としておぢばの方で伏せ込ませて頂いておりましたので、月次祭前後だけは教会に戻ってきておりましたが、最後の7月25日以降くらいからは、こどもおぢばがえりが4年ぶりに開催されましたので、その受け入れひのきしんなどをさせて頂き、7月27日に教会に戻ってまいりました。8月も、こどもおぢばがえりなど教会の動きが色々とありましたので、本格的にようぼく一斉活動日の声掛けに動かせてもらったのは9月に入ってからでした。京都市内の方の他、他府県に住まわれている方にも訪問させて頂き、それぞれが参加してもらう支部の会場を調べながら、参加票をお渡ししました。また、神戸の信者さん、福知山の信者さん、大阪の信者さん、浜松の信者さんと参拝に来て下さった時に都度声を掛けさせて頂き、29日を迎えさせて頂きました。

当日、金京分教会の会場で受付の係をしていたのですが、牛ケ瀬の会長さんの感話の途中に、うちの信者さんが急に意識を無くすという事態が起こりました。その方の周りにも信者さんがいて下さったので、意識がスーっと無くなるのを横で見られてて、目が白くなって、意識がなくなっていく中で、倒れないように支え、前で異変を感じられた何人かの方と共に廊下に運んで下さいました。また、金京の会長さんは、すぐに私を呼びに来て下さったりとご対応頂きました。

その方は5年程前から、心臓の不整脈で病院の待合室でも倒れられたり、スーパーのレジで並んでいる時にもスーっと血圧が下がって倒れられたりと、何度か救急車を呼ぶ呼ばないということがあったことは聞かせてもらってました。2年程前に、教会の月次祭の前日ひのきしんをしていた時にも包丁を持ちながらスーっとなられたことがありまして、すぐに支えて、炊事場で横になってもらい、私は神様にもたれるしかなかったので、必死になっておさづけを取り次がせてもらいましたら、スーっと意識が戻って下さるということがありました。

その経験上、神様に何とか意識が回復して下さいと願い、親神様・教祖にもたれて、廊下ですぐにおさづけを取り次がせてもらい、途中でスーっと気が付いて頂きました。信者さん方も手が冷たくなってたので心配したと言って下さってましたが、私たちはおさづけを戴いているようぼくでありまして、今回のような場面でも、咄嗟におたすけの、おさづけの取次という動きに移らせて頂けたということがすごく有難かったと思わせて頂きました。

周りの先生方も持ち場立場でその場が騒然としないように、座布団を布団代わりに並べて下さったり、意識が戻ったらお守り所の方で休めるように毛布を準備して下さったり、コップ一杯のお水を用意下さったり、もしも意識が戻らなかったら救急車を呼ぶ準備をして下さったり、牛ケ瀬の会長さんも騒然とした状況の中、話を止める事もなくそのまま続けて頂くなど、皆さんのお力添えの元で、最後までプログラムをつとめることが出来ました。

このような場を見せて頂くと共に、親神様のお働きを目の当たりに見せて頂き、外の会場だったら倒れることで頭を打ったりだとか命の危険性があったかと思いますと、「ようぼく一斉活動日」で、場所が教会だったからこそ、周りもいて下さったからこそ、すぐに対処が出来たということで、大難を小難、小難を無難にお連れ通り頂いていると大変有難く思わせて頂いております。

本人は後遺症もなく、いつも月次祭の前後にはつとめて下さったりと、本当に教会にはなくてはならない方で、伏せ込みをして下さっております。共々にふしをお見せ頂いた事を心に深く刻みながら、皆さんと共々に勇ませ合って、これから来年2回、再来年に2回と計4回ありますが、勇んで声を掛けながらつとめさせて頂きたいと思います。


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