右京支部 掲示板
- 2024年06月30日 (日)
- 【右京支部】
泉 さとみ(いずみ・さとみ) 婦人会副主任
先月、直属の亀岡大教会で、子育て世代の集まりがありました。トークテーマの中に10年前の自分にメッセージを送ろうというのがあって、10年前の自分を思い出してみました。10年前というと2014年結婚してちょうど10年が過ぎた頃です。結婚して6年間はおぢばで暮らしていたので、教会に住ませて頂いて4年、主人が会長に就任して3年が経ち、4人の子供を育てる慌ただしい毎日の中で、少し教会の生活にも慣れてきたかなという頃でした。幼稚園のママ友が出来始めたのもその頃で、教会の外にも楽しみが出来て嬉しかったことを思い出しました。でも同時に、一番しんどかった時でもありました。何とも言えない寂しさとか不安でなんとなく喜べない、そんな毎日でした。今思うと、心休まる、ほっと出来る場所がまだなかったのかなと思います。
あれから10年経った今、あの頃感じていた得体の知れないモヤモヤはいつの間にかなくなりました。それは教会の生活や子育てに慣れてきたということもあると思いますし、ただ単に私が図太くなったということもあるかもしれません。でも、一番大きく変わったことは、道を信仰する仲間が周りにたくさん増えたということだと思います。
亀岡大教会も、義立分教会も、こじんまりとアットホームな教会で、婦人会も母親の会も少年会もいつも同じメンバーが集まります。一緒にお道の勉強したり、ひのきしんをしたり、他愛もない日々の教会生活のこと、家族のこと、子育てのこと、いろいろな話をしたりする中で、自分を理解してくれる、励ましてくれる、時には信仰的に間違いを正してくれる、そんな温かいほっと出来る居場所が出来たことが、この10年で一番変わったことだと思います。
話を支部に移しますが、支部で婦人会の担当させていただいて2年になります。申し訳ないことに、それまでほとんど支部の行事に参加していませんでしたので、最近やっと皆さんに顔を覚えていただけたかなというところです。支部には婦人会の例会、子育て中のお母さんのどんぐりコロコロ若嫁会があります。毎回だいたいおなじみの顔ぶれで、和気あいあいと楽しく参加させていただいています。支部で出会う皆さんは、職場やママ友とは違い、同じ信仰でつながっていて、長いお付き合いになる方ばかりです。一緒にひのきしんやおつとめ練習をしたり、コーヒーを飲みながらほっこりと日々の悩みや心配事、嬉しかったことなどを話したり、そういう時間を重ねて少しずつ気心知れた仲間になっているのだなと感じます。参加者の少ないどんぐりコロコロ若嫁会の方も、毎日慌ただしく、子育てをしているお母さんたちがほっと一息つけるような楽しい、また明日から頑張ろう、と元気が出るような癒しの場所になっていくように、これからも担当者として勤めていきたいと思います。