三島支部 掲示板
- 2024年07月27日 (土)
- 【三島支部】
ルックみしま編集室 取材レポート
信友台分教会「木工教室」
教会の特性を活かした少年会活動
6月23日、大自然に囲まれた中に所在(高槻市田能大谷12)する、天理教信友台分教会(鳴川宏 会長)にて、少年会活動として開催された「木工教室」を取材してきましたので、お伝えします。
「晴天の心」で子供達をお迎え
当日は、梅雨の真ん中ということもあり、あいにくの雨模様となったが、出迎えてくれた教会の皆様の「待ってたで!よく来たなぁ!」という言葉は、降っている雨をも吹き飛ばすような晴れやかな気持ちにしてくれた。誘われてきた子供達は参拝の仕方も分からないため、丁寧な鳴川会長の説明を聞いて参拝。続いて一日のスケジュールを説明され、テンションのあがった子供達は3グループに分かれて行動をスタート。
教会の特性を活かした「はじめて」に大興奮!
「鉋削り体験」コーナーでは、教会所属の大工さんから「鉋」の使い方を聞き、用意されたヒノキの角材を実際に鉋で削ってみる。「全然うまいこと出来へん!」と言っていた子供達が、何度も繰り返すうちに、「うわー!とろろ昆布みたいなん出てきた!」「削った後、木がめっちゃ ツルツルや!」と、普段の生活では手に触れることの ない大工道具での体験を通し大興奮。
続いて、「鉋屑アート」コーナーでは、先ほど削った鉋屑を使って、バラの花を作成。教会の信者さん方が子ども一人に対して、一人付き、細かい作業を「上手だね。良いよ良いよ!」と丁寧に指導する様子は、暖かいお道の信仰の雰囲気を子供達に感じさせていた。
そして、「薪割り体験」コーナーでは、「テレビで見たことあったけど、斧ってこんなに重かったんや!」とワクワク。そして、この場所は、冬場マイナス10℃になるため、薪ストーブのために沢山の薪を用意しているけど、生木は使えないので、皆さんが作ってくれた薪は2年間乾燥させてから、ようやく使えるという話を聞き、一同びっくりしている様子も見ることが出来た。
昼からは、教会の皆さん手作りのカレーに舌鼓。絶品の手作りのデザートまで用意。最後には、ビンゴ大会!信者さんが寄贈してくれた沢山の景品に子供達は目の色を輝かせて声を張り上げていた。
地域皆で育てる「少年会活動」
今回、筆者も近所の子供達を連れて、「木工教室」に参加させていただいた。帰りの車中での子供達の満足気な顔は、時間をかけて今日の日のために準備してくださった信友台分教会の皆様のお陰だなぁと、幸せな気持ちになりました。「鉋削り」、「薪割り」等、こちらの教会だからこそ出来る少年会活動。それを広く支部の皆様に参加を呼びかけられました。今回連れて行った子供達全員、こんなに楽しいなら、是非「こどもおぢばがえり」にも参加したいと、言ってくれております。
次は、私の教会だからこそ出来る少年会活動を通して、何か恩返ししたいと感じると共に、それぞれの教会が、それぞれの特性を活かし、「教会での少年会活動」を「地域全体での少年会活動」に発展させ、皆で未来のようぼくを育てるという支部活動も良いなぁと、想像を膨らませました。(編集長 兼光徳郎)