金山雄大 教区長 あいさつ(全文)【6月教区...
「素晴らしい話でしょう」
皆さん方、改めましてこんにちは。日を繰り上げての6月例会(5月29日)にご出席を頂き、誠にありがりがとうございます。
まずは、5月25日の教区長会議での表統領先生の挨拶からお伝えします。
「年祭活動の半分近くになってきた。毎月のようにあと何か月と言っているが、まず年祭活動前半をふりかえって、 前半と同じ流れでいいのかどうか。三年千日活動はそれぞれで考えてくださいと言っているが、今は半分近くが過ぎ、ふりかえる要素ができているので、まずふりかえることが大事である。ただ、ふりかえってばかりではいけない。年祭に向かって着実に歩みを進めていただきたい。そして、ようぼく一斉活動日が近づいている。2回目、3回目、4回目とようぼく一斉活動日が続いていくが、これを開く(開催する)のが目的ではない。教区・支部での勇ませ合い、協力体制を作っていくこと、そうした中でようぼく一人ひとりの動きが出ればいいと思う」。と。また最後に(天理時報にも掲載されていたが)「国会議員を囲み、勉強会を6年ぶりに開催した。現在、国会議員の中で、ようぼくが77名、中席(運び中)が59名。計136名おられる。案内を出したところ83名の参加があった。こういう方々がいるということもご承知おきください」。と以上のような挨拶でした。
それに加えて、これは表統領先生からのお話ではないんですが、教区長会議はここ数年、7月は開催されていなかったのですが、5月25日の教区長会議の席上、「年祭活動のさなかでもあり、またようぼく一斉活動日の2回目を終えて3回目へ向かうということもあり、来月6月の教区長会議で、7月の教区長会議を開催するか否かについてお伝えする」とのお話がありました。
これを受けて、京都教区としても8月2日の例会についてはご本部の思召に沿って開催(会議体の例会)か休会(注:資料配布・会計などはある)をお伝えします。
さて、昨日は京都府内全域で大雨でした。南部、また北部、京都市内は元より大雨警報が出ておりました。先生方、また周辺の地域は大丈夫だったでしょうか。
今のところ、京都教区管内で被害の情報は届いておりませんが、これから梅雨や台風の時期に入ってまいります。こうした事柄にも気を付けていただきたいと思います。
昨日、実は初席の方があり、当初よりおぢばで落ち合う約束をしておりました。警報も出ているし、来られるだろうかと心配していましたが、京都の南部地域の方だったのですが、大雨の中、車を運転して来られました。私は「この雨の中、よくお帰りいただきました」と申し上げ、お迎えをして、午後席にご案内しました。
私はいつも別席を運ばれる直前に次のようにお伝えします。
「この別席のお話は難しい話と思ったら、難しい話になるんです。わからない、面白くないところを探すと、そういうところばかりに気持ちが向いてしまいます。逆に、この話は素晴らしい話だ思って聞かれると、素晴らしい話になる。そんな不思議なお話なんですよ。1回行けば1回、その時の自分の心情に引っかかる、心情に合う話が必ずありますので、それを探して聞いてください」と伝えて送り出します。
ともすれば初めてのお方をお連れして別席を終えて帰ってこられたら、「眠かったでしょう」とか、「難しかったでしょう」「もうわからなかったでしょう」「誰々先生でしたか…、あの先生はね…」など、このような物言いをしてしまう時があります。
しかしそうではく、やはり声掛け一つ、言葉遣い一つで全く変わってくると思います。
私が尊敬する会長さん、五條の共成という教会の前会長さんなのですが、その教会は初代のようぼくの方がたくさんおられる活気ある教会です。
その先生はもう出直されましたが、この別席のお話しをした時、先生は、「別席を終えて帰ってきたら第一声は『素晴らしかったでしょう、良かったでしょう』って、こういう感じで笑みでお迎えするんです」。そして、「何が良かったですか」と尋ねたら、必ず何か一言応えてくれるというのです。「ほこり」の話がって言ったら、それについて説明して、「では、その心をちょっと胸に留めてこの一か月通ってくださいね」と言って次につなげていくという話を聞かしていただいたことがありました。
6月1日、2日と「ようぼく一斉活動日」が開催されます。おそらく支部や開催する会場ごとに、いろいろな問題や、思い、心配事はあるかと思いますが、しかし、どうか参加した方に来てよかったと思っていただけるように「今日はようこそ来てくださった」という心持ちでお迎えをして、また送り出していただきたいと思います。
ちょっとした声かけ、言葉に心を配り、こちら側の心持ちが参加者一人ひとりに伝わると思います。どうぞよろしくお願いをいたします。