金山雄大 教区長 あいさつ【11月教区例会】
「喜ばさずには…」
皆さん、こんにちは。
11月教区例会にお集まりいただき、ありがとうございます。
本日は「第3回ようぼく一斉活動日」の関係上、毎月2日の教区例会を繰り上げて 本日10月31日の開催になりました。それぞれ調整いただき誠にありがとうございました。
最初に10月25日の教区長会議の席での表統領あいさつを紹介します。
「今年も11月、12月とあと2ヶ月になる。もう来年の動きも考えている中かとも思う。まず新しい年を迎えるにあたって、それぞれがそれぞれの心定めをご守護頂く実践を強く意識して進めてもらいたい。2つ目は、来年は仕上げの年。来年は人をお連れしてのおぢばがえりの推進をお願いしたい」。とこの2点をお示しになりました。
さて今月の8日、9日、天理時報にも掲載されていますが「かめおか宗教懇話会」(事務局:(宗教法人)大本《亀岡市》)の方々をおぢばへお連れしました。
この団体は立正佼成会、キリスト教、仏教、各宗派、神社などの主だった方々が、他宗教、他教団の施設や本部に参りそれぞれの宗教の教えにも触れるというのが趣旨です。
このたび天理教に10年ぶりに本部参拝の依頼を受け、おぢばを案内しました。25人の参加者があり、10月8日、9日と1泊2日で案内しました。
本部の参拝、記念建物参観、38母屋で食事を召し上がっていただき、天理図書館や参考館天理高校、天理大学と親里の施設を案内し、皆さん大変喜んで、感激して帰路につかれました。
私はこの方々とともに本部の各施設を回らしてもらい感じたことがあります。それは本部の各部署、施設の皆さんが、本当にこの心から歓迎の心持ちでお迎え下さったのです。
「ようこそお帰り」という心持ち。この心で迎え送り出してくださったのです。
決して私の方から丁重にしてくださいとか、喜んで帰ってもらうように努めてくださいとお願いしたわけではありません。行く先々、部署々でそういう対応をしてくださったのです。
これには私自身も感激いたしました。
「ホスピタリティ」という言葉があります。この「ホスピタリティ」とは、心からのおもてなしや深い思いやり、親切にもてなすこと。ホスピタリティが高い人とは、他者の感情やニーズを敏感に感じ取り、それに応じた行動を取ることができる人のことを指し、相手の立場に立って物事を考え、細やかな気配りや思いやりを持って接し、これが発揮された場合はリピーターを作る…。などの意味があります。
私はこの「ホスピタリティ」をすごく感じたのです。
月が変わり、この3日、4日は「ようぼく一斉活動日」を迎えます。
何度も申しておりますが、今期最後の「ようぼく一斉活動日」動です。
どうか「喜ばさずには返されん」という心持ちで、支部長先生以下スタッフの方々でお迎えと送り出しをしていただきたいと思います。
3日、私は奥丹支部へ参ります。4日は淀分教会が会場ですので、淀にて多くのようぼくを迎えたいと思います。
この「ホスピタリティ」をキーワードに今月もおつとめくださいますようそれぞれお願い申し上げます。