天理教
教区・支部情報ねっと 

右京支部 掲示板

守屋清太郎(もりや・せいたろう) 学生担当(支部主担当)

3~4カ月前に、天理時報の手配りひのきしんをさせて頂いていた時の話です。

私は3軒くらい回らせてもらっているのですが、行った先がリフォームをされていて、家の方が引っ越しをされていました。ですから配るにも配れません。そこでは工務店の方が工事をされていて、家の方はどこかに引っ越しされている様子でした。

郵便局に聞いて転居届とか教えてもらえるのかな、支部の担当者に聞いたら分かるのかな、などいろいろと考えたんですが、作業されている工務店の方にとにかく尋ねてみようと、そこにおられた年配の大工さんに「私は天理教の者で、こちらの家の方に天理時報を届けているのですが、こちらの家の方はどちらに引っ越されているか分かりますか」と尋ねますと、その大工さんは、「どこらへんかは分かるわ。ここから30mくらい先に行ったところに引っ越されていると思うなあ…。後はわからんなあ…」といった返事でした。

そこでとにかく行ってみようと、手当たり次第に行ってみた1件目、「天理時報を配らせてもらっている者なんですが…」と言いますと、インターホン越しにご婦人が「ちょっと待って下さい、今行きます」と言って出てこられました。なんとその婦人の娘さんのお宅が手配り先だったのです。

「いつも娘夫婦共々、この天理時報を楽しみにしているんです」と言って下さって、「よくここが分かられましたね」という話になったので、「大工さんに聞かせてもらったんです」と、そんなやりとりがありました。

天理時報は、立教170年から手配りを始めて16年余り。私は届け先で一度もそのお宅の方と会うことはありませんでした。しかし、教祖140年祭のこの旬に出合わせて頂いて、こんなに楽しみにして、喜んで下さっていたんだと感じさせて頂きました。

私はこの手配りについて「何か意味があるんかな」とか、ついつい頭で考えてしまうことが多いんですが、与えて頂いた御用を素直にしっかりとつとめさせて頂いて、これからも通らせて頂けたらと思います。


ページの先頭へ